『 競争相手は…? 』おがけんニュース2017.08号
おがけんニュースをご覧の皆さん、こんにちは! 小川賢一です。
先日、息子のコウタが通っている
『 おかやま山陽高校 』が甲子園出場を決めました!
なんと、創部69年目にして初の快挙だそうです。
コウタはスタンドで応援ですが、
一緒に入学した中学の同級生が、
なんと2年生にして4番バッターで、
今大会は号外新聞に載るほどの大活躍でした。
少し複雑な気持ちもありますが、
やっぱり素直に嬉しいという気持ちがあるのです。
理論派の僕は、息子が出場しない試合の応援なんか
行くはずがないと思っていました。
ベンチにすら入っていないのに・・・
ところが、決勝戦はマスカットスタジアムまで観に行ったのです。
引き分け再試合になった翌日も もちろん観戦し、
手が腫れるほど手を叩き、応援しまくったのです。
何が言いたいかというと、僕が観戦に行った理由です。
もちろん、「 勝てば甲子園!」という決勝戦だったから
というのは当然あるのですが、
これが母校の倉敷南高校だったら・・・
間違いなく行ってないのです。
仮に僕が野球部のOBだったとしても同じです。
母校だからとか、話したこともない友人の子供が出場している事よりも、
「 知っている人が出ているから! 」が一番大きな理由です。
もちろん、コウタがそのチームに所属している事が大前提ですが、
日々、コウタとの雑談を通して、
野球部の先輩や同級生の人となりを感じて、
僕が一方的に知っているのです。
やっぱり理屈ではなく、感情が行動に結びつくのです。
正しいか正しくないかよりも、好きか嫌いかなのです!
そういう意味では、今僕が一番好きなのはやっぱり家族で、
二番目は一緒にいる時間の長いスタッフです。
もしかしたら、何年も会ってない幼なじみよりも、
スタッフの方が上かもしれません。
だからこそ、スタッフのために頑張れるのだと思います。
もう一つ感じたのは『 流れ 』についてです。
野球の解説でよくある「 流れが変わってきました! 」のアレです。
空気というか、雰囲気というか、根拠はないけど、
「 いける!」「 勝てる!」というやつです。
その「 流れ 」が変わるポイントが、少し分かったような気がしました。
それは「 競争相手 」です。
競争相手が相手チームの時には「 流れ 」は来ません。
「 勝てるか、負けるか 」が、常に相手に左右されるからです。
バッターなら競争相手がピッチャー、
またその逆も同じで、打てるかどうか、
抑えられるかどうかは競争相手によって左右されるのです。
「 相手チームは優勝候補だから・・・」
「 カーブがきたらどうしよう・・・」
「 ストレートを待っていたら・・・」
そう考えていたら、自分の実力を100%発揮できないのです。
『 流れ 』がやってきた時、どんな風になるかというと、
目の前に対戦している相手はいるのですが、競争はしていないのです!
頭の中は『 勝ち負け 』ではなく、『 優勝 』しかないんです!
「 打てるかどうか 」ではなく「 打つ 」んです!!
「 抑えられるかどうか 」ではなく「 抑えてしまう 」んです!!!
あえて競争相手を挙げるとするなら、それは『 自分自身 』です。
自分のベストを追及する!100%の実力を発揮する!
昨日の自分より今日の自分の方が成長している!
相手が自分ならば、必ず勝てるのです!!
先日、「 自分自身と戦う出来事 」を目の当たりにしました。
今から3ヶ月前、トイプードル風の小型犬を河川敷で拾いました。
落とし主が分からなかったため、
小川家の一員となり、呼び名は「 ハナ 」。
僕の中では「鼻」、相方の中では「花」と言っているようですが、
名前の件はさておき、ある日の散歩中に事件は起こりました!
伸縮するリードを購入し、
ひもを約1.5m伸ばして右手にリード、
左手にウンチ用の袋を持って優雅に
お散歩していたところ、
快便のハナは予定通り道端で大きい方をやらかしたのです。
いつも僕の周りから離れないハナなので、
ウンチを拾おうとそちらに近寄ると、ハナも寄ってくる・・・
これでは やりにくいので、2mくらい離れたところに
リードの本体を置き、邪魔されないように処理しようとすると、
やっぱりハナが僕に近付くのです。
紐が伸び切ったその時、
ハナの「 自分自身との戦い 」がスタートしました!
伸びきった紐の先にあるリード本体が引っ張られ、
ハナの方に「ガリッ」と音を立てて近づく
⇒その音にビビったハナは、音から逃げようと更に前進
⇒当然、リード本体も同じように「ガリッ・ガリッ」と寄ってくる・・・
その後は想像どおり・・・
ハナの頭の中は自分に「 ガリッ 」と音を立てて近付く
謎の物体への恐怖でいっぱいになり、
何とか逃げようと一目散に走っていったのです!
いつもは僕と同じくらいの速さでしか歩かないハナですが、
本気で走るとかなりのスピード。
僕が追いかけても距離は縮むどころが、どんどん離されていき、
「 このまま行ったら車道に突っ込んでしまう! 」と思ったその瞬間、
リード本体が道端のポールに絡まり、ようやく止まることができました。
まさに自分の影との戦い!自分自身との勝負で本気で走り、
そのスピードを僕に見せつけたハナでした!
『 自分のベストを追求できる、直感で好きな住宅会社を見つけてくださいね!! 』
木造ホーム㈱小川建美 代表取締役 小川賢一
この記事へのコメントお待ちしております。