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『 トップセールスマンが異動!これって、降格人事? 』 おがけんニュース2020.6号より

 

おがけんニュースをご覧の皆さん、こんにちは! 小川賢一です。

 

どこの会社でもよくある、

『社長宛てにかかってきた電話をどうするか問題』!

多くの会社は、①会社名 ②担当者名 ③要件 この3つをしっかりと聞いた上で社長に取り次ぐ。

これが基本形だと思います。

僕もそう教えられてきました。

だから後輩にもそう教育する!

 

でも、これだと何も考えず、言われた通りにやっているだけなので、

「そんな会社は知らん!ちゃんと社名を聞いとけ!」

「ちゃんと要件を聞き、取り次ぐべきかどうかは判断しろ!」
「取り次ぐだけなら誰でもできるわ!」

と社長から怒涛の攻撃を受けるという問題が起こります!

しかも、よく電話に出るのは新入社員なので、怒られるのも新入社員。。。

これって、おかしいと思いませんか?

 

新入社員に対する要求にしてはレベルが高過ぎますし、

初めて聞く取引業者名を正確に聞き取る事や、
ましてや、取り次ぐべきかどうかの判断なんて出来るはずがありません。

 

特に最近の若い人達は、家に固定電話すらない、携帯電話世代であり、
携帯電話なら相手が誰なのか表示されるので、聞き取る必要がないのです。

 

もっと言うと、非通知やメモリにない相手なら出ない人も多いはずです。

でも小川建美では、この『社長に怒られる問題』は起こりません。

 

 

新入社員 「社長、グランヴィアの青戸さんからお電話です」
僕    「お電話代わりました、小川です(ホテルから?なんの話かな?)」
電話相手 「小川社長でいらっしゃいますか?私、グランヴァンの川藤(仮名)と言います」
僕    「(さっき聞いた名前と違うけど、聞き取れんかったんかな)はい。なんの件ですか?」
電話相手 「私どもは、創業〇年の会社でして、雑誌○○にも取り上げられ、クライアント様のソリュ―ション¶Θ§¶・・・」
僕    「で、要件はなんですか?」
電話相手 「今回は必ずお客様のお役に立てる、収益物件のご案内でして、最近の主流ではΘΣψÅ・・・」
僕    「投資の話ですね。残念ですが、僕の家では代々「家訓」によって株・投資は禁じられているので、そういうのは絶対にダメなんです。せっかくのお話ですが、すみません」
電話相手 「・・・・そうですか。また機会がありましたら、よろしくお願いします。」

 

 

おそらく、電話相手も朝から晩まで、

ず~~~~っと同じセールス電話をかけまくり、

ほとんどの人から嫌がられ、怒る人もいる中、

この対応だと、新入社員も僕も電話相手も、

誰も嫌な感情にはならないと思います!

まさに、三方良し!

 

基本的に、僕宛ての電話は全て僕が出て、断るものは断るし、
時にはいい話も聞けるんですよ。

ちなみに、「家訓」というのは嘘で、投資が好きではないのです。

 

理由は『楽』をして『儲ける』のが嫌いだからです。

なので、パチンコとか競馬・ボートなどの賭け事もしません。

 

愚直に努力して、汗を流して働く事に意味があり、

だからこそ、稼いだお金をパッパカと使うのに抵抗があり、

無駄遣いが嫌いなのです。

 

ところが投資家は、「稼いだお金を運用しないのは無能だ!」

「有能な人には報酬を払うが、無能な人には不要だ!」

という考えで、内部留保の多い日本の企業は時代遅れだと言われていたのです。

 

でも、このコロナウイルスの影響の中、

内部留保が少ない欧米の企業はどんどんリストラするけど、

逆に日本の企業は内部留保で雇用を守ろうとするのです。

 

今こそ、どっちがいいのか?

僕はやっぱり日本の古き良き企業の考え方が好きです。

 

有能な人は傲慢になるのではなく、

有能な人こそ、我欲ではなく人のために尽くす!

 

そういう意味でいうと、特にトップセールスマンは傲慢になりがちです。

成果報酬だと、社長よりも高い給料をもらい、勘違いしてしまうのです。

 

小川建美では、給料は年功序列!

そして、トップセールスになった人の中から、順次営業以外の仕事(現場監督・設計・コーディネーター・広告など)に人事異動していきます。

 

商品が売れるのも、支えてくれる人がいてこそです。

おそらく、この人事が出来る会社は他にはありません。

 

営業マンを経験してお客さんの気持ちが分かる現場監督と、現場の事しか知らない現場監督、どっちがいいですか?

 

 

『 おがけん現場監督は、全員が営業で実績を出した人たちなので、ひと味違うはずです!    

    木造ホーム㈱小川建美 代表取締役 小川賢一

 

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