『 頑張らない勇気! 』おがけんニュース2017.01号より
おがけんニュースをご覧の皆さん、
こんにちは!今年もどうぞよろしくお願いします。小川賢一です。
先日家に帰宅したら、リビングのテーブルに異変が。
今まで端っこにあったティッシュBOXが中途半端な位置に置かれていたのです。
僕 「 なんで、位置変えたん?」
相方 「 なんでもえぇがぁ!」
・・・不自然な受け答えに募る疑問・・・
嫌がる相方を振り切り、そのティッシュBOXを取り上げると、
なんとそこには今までなかった「 くぼみ 」が・・・
拳の大きさの・・・
そうなんです! 息子(高1)が机を殴って起こった奇跡です。
我が家には壁に穴が3つ空いているのですが、
机は初めて。素晴らしいパワーです。
最近は、お子さんが小さい時に新築をされる方が多く、
天使のような子供がまさか壁に穴を空けるなんて想像すらできません。
壁下地は石こうボードが標準ですが、
予防策として合板をオプションに加えようかと考え中です(笑)
では、なぜそんな事が起こるのでしょうか?
親や上司・先生から怒られたことに怒り感情で反応し、
その感情を壁や机にぶつけたところで、
壁に穴が空くか、骨が折れるかのどちらかで、
壁や机にとっても、自分の拳にとっても、いい事はありません。
だから上司(親)は『 怒る 』のではなく『 叱る 』方がいいと言います。
でも、怒り感情が湧き起こると、そんなに冷静に叱れません。
遠慮する人間関係なら冷静になることは可能ですが、
親子・上司と部下の場合などは、感情に歯止めがきかず、
さらにエスカレートすると
「 怒ること 」を普段のストレス発散方法にする事すらあります。
じゃあ、どうすれば良いのか?
そもそも怒り感情が湧き起こらなければいいのです。
そのためには考え方を変えるしかありません。
原因思考から結果思考に考え方を変えるのがポイントです。
原因思考の人は、「 なぜ、あの時そうしなかったのか? 」
「 なんで、それに気づかなかったのか? 」と思考が過去の事にいき、
犯人探しに終始し、誰も前向きにはなれず怒り感情が生まれます。
でも、結果思考なら、起こった問題について、
結果・事実を明らかにして、今出来る事にスポットを当て、
問題を解決するための方法を一つ一つ考えるのです。
失敗をした部下(子) も、責任を取る上司(親)も、
お互いが同じ方向を向けるのです。
上司(親)が結果思考なら、部下(子)は失敗を恐れる事もなくなり、
自分らしくどんな事にもチャレンジできるでしょう!
もう一つの考え方は、上司(親)は部下(子)の事を
『 信頼しても信用するな!』です。
『 信頼 』とは、その仕事を部下に『任せる事』で、
成功しようが、失敗しようが、結果に対して上司が責任をとるだけです。
(その時の上司の責任とは、問題を解決する事です)
『 信用 』とは、その仕事を部下にやらせて、
部下と成果の『 約束 』をすることです。
約束ですから、やぶられると腹が立ちますよね?だから怒るのです。
信用するから裏切られた時に怒りが生まれるのです。
ただし、部下に対して「 信用していない! 」と言うと誤解が生じるので、
使い方には注意が必要です。。。
最後に、自分自身のストレス・怒り感情を抑える方法をご紹介します。
先日スタッフの別府さんが編み出しました!
『 頑張る 』より『 頑張らない! 』らしいのです。
これも一見誤解しそうですが、
そもそも別府さんは、今までず~っと頑張ってきました。
学生時代も、社会人になってからも頑張ってきたのに、
どうも内面が100%晴れやかにならなかったそうです。
そこで今までの自分の生き方を真剣に考えた結果がこれです!
頑張る ⇒
他人が求めている事をする(他人軸)、ムリをする、我慢する、
やりたくない事をする、しんどい、プレッシャー
結果、こんなに頑張っているのに・・・楽しくない!
頑張らない ⇒
自分がやりたい事をする(自分軸)、夢中になる、集中する、
時間を忘れてする、結果、なぜが上手くいき、自分らしいと言われ、
評価されるので、むちゃくちゃ楽しい!!! ぜひ参考にして下さいね。
『 壁の穴は、親子の絆の証! 別の形の絆が欲しい人は壁下地を合板にしましょう! 』
木造ホーム㈱小川建美 代表取締役 小川賢一
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