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『 住宅会社の宣伝広告費はいくら? 』 おがけんニュース2022.4号より

 

おがけんニュースをご覧の皆さん、こんにちは。 小川賢一です。

 

今でこそ当たり前になっていますが、小川建美には広告担当者がいます( またの名を『 おがけんニュース 鬼の編集長 』とも言います・・・ )。
大企業なら広告宣伝部もあるでしょうが、地方の工務店ではせいぜい営業責任者が兼務、もしくは社長が担当しているかのどちらかです。
もっと言うと多くの企業では、広告の発注や決裁権を持っている人はいるでしょうが、『 どんな広告 』を、『 誰 』に、『 どのように 』届けるのかを考える人はいません。ではどうしているか?つまり、広告代理店におまかせなのです。

 

業績が悪くなると、普通の会社は ①営業強化→営業マンの成果給をあげる・営業マンの引き抜き ②広告宣伝費の増額 という対策を取ります。これが一番早く成果につながる方法だからです

ただデメリットもあります。 ①に頼りすぎると、社長よりも高給取りの営業マンが現れる。
すると、優秀な営業マンは発言権が増大。社長の言う事を聞かなくなり、リーダーが不明確になる可能性があります。また、これは①②どちらにも言える事ですが、費用が増えるという事は、増えた費用を回収するため、商品である家の価格が上がる→お客さんは必要以上の営業経費・広告宣伝費を支払うことに・・・( お客さんが欲しいのは『 家 』なのに、です )。

もし、家の価格を据え置くにしても、増えた売上が利益にならないので、会社の業績悪化は止まらず、最悪の場合は倒産なんてことに・・・

 

話は戻り、なぜ小川建美には広告担当者がいるか?それは今から19年前、売上が激減し小川建美が倒産の危機に直面した時、債務超過で経営は火の車!
要は①営業強化も、②広告宣伝費の増額も、お金がないからできなかっただけなのです。となれば、考えるしかありません。お金のかからない方法・・・
つまり、今いる人財で!

 

忘れもしない当時の出来事が一つ。まずは広告代理店に丸投げだった広告の内容を僕が考え、一石を投じました。折り込み広告が主流の時代。
広告料はA4の4分の1のサイズで5万円くらいしたと思います。住宅会社の合同広告チラシに僕が載せた、その衝撃的な広告のタイトルとは。。。
『 現場監督をしてみませんか? 』???

 

他社は分譲地情報や、間取り図や外観写真があって○○○○万円!とか、まさに不動産広告を載せる中で、ひときわ異質なこの『 現場監督をしてみませんか? 』という文言。決して求人広告ではなく『 図面だけではなく、現場でも確認しながら進めていく注文住宅です! 』ということを伝えたかったのですが、僕だけが注文住宅の広告だと思い込んでいた大失敗の広告でした!もちろん、問い合わせは0件!!!

 

そんな僕を見かねて、勉強熱心なスタッフが広告担当を引き受けてくれたのがスタートでした。現在の広告担当者の阿弓さんで3代目になりますが、広告の方法もこの数年で激変です。CM・見学会・ニュースレター・新聞折込広告・雑誌広告・ポスティングなど、もはや紙媒体を始めとするこれらの広告は衰退の一途をたどり、時代はホームページやInstagramにYouTube・・・と、デジタルなものへとまっしぐら。

超アナログ会社の小川建美も、必死にしがみついてきましたが、そろそろ限界が・・・!もはや「 ググる 」よりも「 インスタ検索 」という事で、3代目の阿弓さんがアナログな「 人くささ 」を出しながら育ててきた『 おがけんInstagramアカウント 』の運営を、今後もっとたくさんの方に小川建美を知ってもらうために、専門業者さんにお手伝いしてもらうことになりました!投稿の内容は少し変わりますが・・・どうか変わらぬお付き合いをお願いします。

 

最後に見出しの答えですが、住宅業界の広告宣伝費は、売上に対して3~5%が普通だそうです。つまり、2000万の家だとそのうち60~100万円は広告宣伝費として盛り込まれている事になります。ちなみに小川建美の広告宣伝費は売上の1%以下!
理由は紹介・口コミが圧倒的に多いからです。広告宣伝費が少ない方が、お客さんにとって良い家を適正価格で提供することができ、家の価値は高まります。

     

 

『  ちなみにTAKIBIの広告宣伝費は0円。そして利益も0円!究極の適正価格です!! 』  

    木造ホーム㈱小川建美 代表取締役 小川賢一

 

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