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『 小川家の家づくり 』 おがけんニュース2019.11号より

おがけんニュースをご覧の皆さん、こんにちは! 小川賢一です。

 

最近、テレビを見ていると毎日『日本代表』を目にします。

ラグビー・バレー・陸上・体操・サッカー、(国内のことですが)プロ野球日本シリーズ・・・で、今回は『ラグビー!』といきたいところでしたが、スポーツ以上に気になったのが『自然災害』でした。

 

九州豪雨災害(8月)・台風15号の千葉県暴風災害(9月)・台風19号の東日本広域豪雨災害(10月)と今年だけでも大災害が3件、昨年は大阪北部地震(6月)・西日本豪雨災害(7月)・台風21号大阪暴風災害(9月)・北海道東部地震(9月)と、いったい日本はどうなってしまうのかと、とても不安になってきます。

 

最近の災害ニュースでよく聞くのが「直ちに命を守る行動をとってください」という言葉。どの局でも同じフレーズで言うので耳に残りますが、少しは早めの行動をとる人が増えたのでしょうか?増えたのであれば、それは良い事なのですが、今回も多くの方が亡くなられ、悲しい想いをされているのは事実です。被災された方のインタビューで「何もかもなくなったけど、命があってよかった」と泣きながら答えているのを見ると、心が震えます。

 

実際、僕も昨年7月の豪雨の時、工場の爆発がなければ避難していませんでした。でも、あの爆発のおかげで気が動転し、家族三人と犬一匹をつれて夜中に避難しました。しかも二人乗りの車で・・・(交通違反だけど、ごめんなさい)爆発よりも前に何かの胸騒ぎがして「何にもないじゃろうけど、念のために大きい車だけは!」と思い、5人乗りの車は高台に置きにいったのです。裏を返せば、万一の事があったら、二人乗りの車はあきらめて、歩いて避難しようという考えでした。爆発がなければ、おそらく家族ずぶ濡れで避難していたと思います。つまり『避難して何もなかった時のカッコ悪さ』 > 『ずぶ濡れで避難する危険度』という、カッコ悪いくらいなら、危険な方がいいという、自分勝手でリーダー失格の考え方でした。

 

僕と同じ考えの人は結構多いんじゃないでしょうか?余裕を持って避難した方がいいと断言します!ちなみに、僕は『爆発』が堤防決壊と思い込み、気が動転して避難したのですが、唯一手に持って行った『モノ』は、なぜかダイソンのハンド掃除機でした。とても持ちやすかったのか・・・冷静だったら『通帳』とか、もっと大切な物を持って逃げたはず!(でも、被災から唯一残ったモノ・ダイソンのハンド掃除機は色んな意味で大切なモノになっています)

 

そんなこんなであれから1年、被災されたOBさんのリフォームが一段落し、住宅会社の社長なのに53歳にして初めての家づくりがスタートしました。今までは『被災されたOBさんを先に・・・』とか『倒産の危機を共に苦労したスタッフが先に・・・』などと言っていたのですが、結局先延ばしの一番の理由は決断力の無さ!ですが今回、家づくりで得られる三要素『決断力』『夫婦の価値観のすり合わせ』『家族愛』の一つ『決断力』を手に入れました。

 

そして家づくりで必ず勃発する『夫婦の価値観のすり合わせ』。家づくりは一生に一度だからこそ、お互いが攻撃的になる一大イベントです!特に小川家では、感性派(相方)と理論派(僕)・アウトドア派とインドア派・チャレンジャーとディフェンダー・明るいと暗い・おおざっぱと几帳面、まさに真逆の性格の二人!お互いに個性が尖がっていて、ましてや仕事にしている家づくり。お互いに分かり抜いた上で妥協できない部分は、スタッフをも巻き込む大混乱を招くと思いきや、そんな事もなく順調に進んでおります。。。おそらく子育ての中で、「これは相手の引かない所じゃなぁ」とか「ここは自分が通させてもらう所!」と、お互いの価値観共有は完結していたのだと思います。

 

そして、三要素最後の『家族愛』!これが『楽しい家づくり』の根源です。新居での家族団らんの食事、リビングでの一コマ、休日の過ごし方、料理・洗濯・掃除などの家事も、家族みんなが笑顔で、キラキラしていて、想像するだけでワクワクします。きっとこれが『ビジョン』というやつで、現在とのギャップが大きければ大きいほど魅力的に見えるし、『決断力』とか『価値観のすり合わせ』などの問題・障害が大きいほど、それを乗り越える努力をしたほど、ゴールした時の達成感満足感も大きいのだと思います。これは『家づくり』も『勉強』『スポーツ』『仕事』全部同じで、現状だけを見てうつむいていたら、何も変わらないけど、前を向き、明るい未来を想像する事で、意欲が湧き、努力するのだと思います。ラグビー代表がベスト8というビジョンをかかげ、全ての時間を犠牲にしていたからこそ、あの達成感があるのだと思うし、どうせ無理だからと思っていたら何も変わりません。昔の偉い人が『悲観主義は気分によるもので、楽観主義は意志によるもの』と言ってましたが、考え過ぎると不安な気持ちが膨らんでいってしまうので、「まぁ、大丈夫だろう!やってみよう!」とあまり考えずにやってみるのがちょうど良いのかもしれませんね。

 

 

『 幸福な人が笑うのではなく、笑う人が幸福なのだそうです   

木造ホーム㈱小川建美 代表取締役 小川賢一

「『 小川家の家づくり 』 おがけんニュース2019.11号より」に
1件のコメント

  1. アバター ケンさん より:

    打合せが終わっても、毎日我が家の事を考えては、
    「ニヤッ」としています。
    自分達の好きな雰囲気で、
    自分達の好きなものに囲まれて、
    心穏やかに過ごしながら、
    おいしい食事をする!
    まさにリゾートではないですか!
    「これで、もう旅行に行かなくていいよなぁ!」と言うと
    相方は
    「ソレはソレ!コレはコレ!!」
    僕は
    「・・・」

この記事へのコメントお待ちしております。

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