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『 「 俺が若い頃は… 」は、心の底からNGワードです!』 おがけんニュース2019.07号より

 

おがけんニュースをご覧の皆さん、こんにちは! 小川賢一です。

今回は、最近僕が「衝撃的」だと思ったこと4つをご紹介します。

 

先日、チャレンジワークで、真備東中学校の男の子3人を受け入れました。

A君はバドミントンで全国大会に出場したスポーツマン。

とても元気で好感が持てる中学生です。

B君はスポーツは やってないけど、明るくて素朴な中学生。

C君は少し内気だけど、挨拶は ちゃんとできる中学生。

 

職場体験の内容は『書類の整理』『現場の掃除』

『住宅の間取り設計に挑戦してみる』の3つ。

 

最後に感想を聞くと、想定外の答えが返ってきました。

 A君 「本当に疲れました・・・・・・・

             最後に間取りを描いたのは少し楽しかったです。

             でも疲れました。」

 B君 「書類の整理、とても達成感がありました!!!

              全ての作業をきっちりと完璧にしたんで

             自分でも満足です!」

 C君 「現場の掃除がすごく楽しかったです!!!

             色んなゴミを『宝物』だと思って拾ったら、

             あっという間に時間が経ちました!」

 

この職場体験は、誰でも出来る事・面倒臭い事がどれだけ楽しめるかがミソだと、

3人にはちょくちょく伝えていたので、

てっきりA君が、僕らの期待通りの感想を言ってくれるかなと思っていたら、

なんと真逆でした。

 

衝撃1 器用な人こそ「あれもしたい、新しい事をしたい」と思い、

凡事徹底(平凡な事を非凡にする)の大切さに気づきにくい

 

 

 

 

先日、インターンシップの合同会社説明会に参加しました。

今回の採用チームメンバーは

7年目スタッフの新林さん(インテリアコーディネーター)と

津嶋くん(2年前に営業部から異動した現場監督)と僕の3人。

 

2人は僕の知らない所で盛り上がって、

会場の設営も今までにない大掛かりなものでした。

特に新林さんの気合いは半端なく

「私は1㎜も手を抜かない!」と万全の準備で迎えた当日、

その日はなんと朝から豪雨!

天気予報も雨のち曇り。

道中、新林さんは車の中で絶句。

「 でも、神は見ているはず!(新林さんの心の叫び)」。

 

そして会場について、車から荷物を出していると・・・

新林さん「えっ!お父さん?お父さんじゃがぁ!」

・・・僕と津嶋くん「新林のお父さんではないような??」

何が起こっているのかサッパリ・・・

 

なんと、偶然にも新林さんの彼氏のお父さんが会場に居合わせたのです!

するとあれだけ降っていた雨が止み、

主催者が予想していた400人来場に対し、

なんと600人を超える学生さんが参加してくれました。

神がかるとは、まさにこういうことだなと思いました。

 

衝撃2 ベストを尽くした人は、神様が見捨てない!

 

 

 

 

合同説明会には地元有名企業を中心に36社が参加していました。

どの会社も30分くらいのプレゼンを何度も繰り返すのですが、

僕らのブースは、パワーポイントを使用せず、

僕が15分+新林さんor津嶋くんが15分、

合計30分の熱いメッセージを学生さんに伝えました。

なんと8回のプレゼンは、立ち見続出、

聞いてくれた学生さんの数は、なんと定員72人に対して103人!

 

僕らは、かれこれ10年熱いプレゼンスタイルで

学生さんに興味を持ってもらってきました。

やっぱり学生さんは、事業内容を事務的に話されるよりも、

会社の「想い」を聞きたいんだと思います。

ただ、合同説明会に参加していた36社中33社は、

パワーポイントを使って、事務的に説明していたようです。

これは10年前と、ほとんど変わりません。

 

衝撃3 「昨年と違うことを ” やった方が良いんだろうな “」 と思いながら、

なかなか実行に移すのは難しい!

成果が出ている会社は特別と思い込み、

昨年と同じ、他社と同じ事の繰り返しをしている会社が大多数なんです…

 

 

 

生きている中で流れている時間は

「 Aタイム・Bタイム・Cタイム 」の3つに分かれているのですが、

Aタイム【趣味・スポーツ・ゲーム・インターネットなど、好きなコトをしている時間】 

Bタイム【勉強・頼まれ事など、やらなければならないことをしている時間】 

Cタイム【睡眠など、何もしない時間】

 

 

Aタイムの時は、時間があっという間に過ぎ、前向きな状態になりやすいです。

Bタイムの時は、同じ時間でも長く感じる・後ろ向きになりがちに・・・

 

ポイントはBタイムを、どうやってAタイムと同じ気持ちにできるか!

方法は2つあります。

① 承認されたい、誰かのためにしたいと思えるようにすること。

② 褒美・成果報酬(物やお金)につながると考えること。

 

例えば、子供のテストの点数が良かった時に、

めちゃくちゃ褒めると、子供はヤル気になるし、

「 お母さんは小さい頃勉強してなかったから、

   ○○ちゃん、お母さんに勉強を教えてよ 」と伝えると、

『 誰かのためにやる 』ことにもつながります。

 

②の場合の「100点とったら○○あげる!」というのは、

どこの家庭でもある話ですが、これだと子どもの要求がどんどんエスカレートし、

親が「 勉強は物をもらうためにやってるんじゃないよ! 」と言った瞬間に、

子どものモチベーションは切れるのです。

そして、大多数の人にとって、仕事はBタイム!

昔はBタイムの勉強も仕事も逃げ場がなかったので( 今ではパワハラ )、

苦痛をこらえ、我慢し、忍耐と辛抱でベストを尽くした結果、

自己満足・達成感が得られて、それがまた頑張るエネルギーにつながってきました。

 

でも今は、①の仕組みを作るしかないのです( ②は成果報酬 )なぜなら・・・

 

衝撃4 今年の新入社員3人が3人とも

「 ベストを尽くそう!と先輩に言われてもピンとこなくて・・・ 」だそうです。

( もちろん本人たちが悪いのではなく、今は学校の指導方法が変わり、

 「 ベストを尽くす 」という表現を使わなくなったのだと思います )

 

お客さんからの「ありがとう」。これ以上のご褒美はありません!

       木造ホーム(株)小川建美 代表取締役社長 小川賢一  

 

「『 「 俺が若い頃は… 」は、心の底からNGワードです!』 おがけんニュース2019.07号より」に
1件のコメント

  1. アバター ケンさん より:

    僕が20代のころ、
    父親から「わしが若い頃は・・・」と
    よく言われてたので、
    自分は絶対に「俺が若い頃は・・・」と
    言わないと思ってましたが、
    やっぱり、気づかないうちに言っているのです。

    良い・悪いは別として、
    経験・体験により、価値観はかわり、
    見える世界も変わるから、
    発言も変わるんだと思います。
    どんな発言でも、相手の事を想っていれば、
    いつかはわかってくれるんだと思います。

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