『 ブラック家族・・・』おがけんニュース2018.03号より

おがけんニュースをご覧の皆さん、こんにちは！

小川賢一です。

小川建美では２年に１回訪れるイベント、

採用活動がスタートします。

本当は毎年一人ずつ採用したいのですが、

中小企業で毎年採用活動・新人教育をするのは

人数的にも時間的にも足りないので、

２年に１回・２人の採用と決めているのです。

今年は売り手市場（学生さんの数 ＜ 企業の募集数）なのですが、

３月～就活スタート・６月～面接と決まっていても、

それを守らない企業が３月に内定を

出したりするので、

学生さんも不安になり、３月よりも前に

インターンシップというイベントを利用して、

就活を始める学生さんが多くなっているのです。

実は小川建美でも夏・秋・冬に計６回も

インターンシップを開催しました。

その時の学生さんとの会話です。

僕　　　「企業のどんなところを見て

　　　　　就活していくん？」

学生さん「ブラックか、どうかは、

　　　　　やっぱり気になりますね。」

僕　　　「あぁ、最近流行ってるブラック企業かぁ、

　　　　　それってどうやって見極めるの？」

学生さん「ネットとかで調べると

　　　　『説明会で社長が話している企業』とか

　　　　『やたらと精神論・

　　　　　やりがいを主張する会社』らしいですよ」

僕　　　「それって…ボ・ク・・じゃん？…」

学生さん「・・・」

ブラック企業は、残業が多い・休日がない・

過度の責任を負わされる・・・ですが、

イメージでは『黒』→『闇』→『怖い』

→『力で押さえつける』という感じで、

自分の意志ではなく、

強制的に働かされているのだと思います。

結局ブラック企業の一番の特徴は

『人がすぐ辞める』事です。

どんな仕事にも責任があり、

やらなければならない事も当然あるし、

不満のない会社なんかありません。

なのでブラック企業で『人がすぐ辞める』理由は　

『やりがい』＜『不満』になった時だと思います。

この『やりがい』は何によって

左右されるかというと、

やっぱり『上司』だと思います！

同じことでも、尊敬する上司か、嫌いな上司か、

どちらに言われたかで『やりがい』になったり

『不満』になったりするのです。

いきなりですが、嫌われる上司の特徴ベスト１０！　

1. 部下に仕事を任せたことを忘れ、他の人に同じ仕事を頼む　　　　
2. 人前で部下を批判する　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
3. 部下の努力を無視し、ささいなミスを指摘する　　　　　　　　　　
4. 部下に必要な情報を与えない　　　　　　　　　　　　　　　　　
5. 高尚な言葉が口先だけで終わる
6. いざという時に部下を守らない
7. 部下の問題を本人ではなく人事に伝える
8. 部下の休暇申請の承認を何度リマインドされても忘れる
9. 部下の厚意につけ込む
10. 「ありがとう」を言わない
    

みなさんはどんな上司になりたいですか？

嫌われる上司ですか？

それとも尊敬される上司ですか？

ブラック企業をブラック家庭と置き換えた時、

親も同じだと思います。

やっぱり子供から尊敬される親になりたいですよね！

僕の場合、子供が幼稚園の時、夫婦共に出張で

２日間子供を実家に預けたことがあるのですが、

久しぶりに子供と会った時に

『真っ先に飛びついてくるのはどっち？ゲーム』をした結果、

無残にも父親には見向きもせず、

母親に真っすぐ飛びつきました。

その時に決めた事があります。

『母は帰るところ！父は目指すところ！』

それ以来、僕の目標は、息子が２０歳の時に、

もし街角インタビューで

「あなたの尊敬する人を教えてください」

と質問されたら、即答で「お父さん！！」

と言ってもらう事にしました。

そうなると行動がまるで変ってきます。

子供が小さい時は「コラッ！」

と言ったら全て解決しますが、

パワーだけでは、中学生になれば効果なし！

それどころかパワハラです！！

仕事から帰ってきたら疲れ切っていたり、

会社の愚痴をこぼしたり、

言ってる事とやっている事が違っていたら、

尊敬なんかされるはずがありません。

『会社』も『家』も同じ！

『上司』も『親』も同じなんです！

嫌われる上司ベスト１０！の項目の「部下」を

「子供」に置き換えてみたら

「ハッ！」とするかもしれません。。。

おがけんがブラックかどうかは、

スタッフに聞いてみて下さいね！

木造ホーム(株)小川建美　代表取締役　小川賢一