『 一流と二流の違い・・・ 』 おがけんニュース2018.02号より
おがけんニュースをご覧の皆さん、こんにちは! 小川賢一です。
先日、岡﨑くん(スタッフ)のマイホームが完成しました。
完成見学会には、OBさんが57組、
そのうち岡﨑くんが担当したお客さんが29組も
お祝いにかけつけてくれました。
僕が社長になる前(12年前)には、こんな事はありませんでした。
もし、自分がOBさんの立場だったらどうか?多分行かないと思うんです。
もちろん、住宅会社のスタッフが建てる家を、
自分たちの家づくりの参考にしようとする人はたくさんいますが、
すでに家を建てたお客さんが、わざわざ時間をさいて、
家族全員でお祝いにかけつけてくれるなんて、本当にありがたい事です。
もちろん、スタッフもお祝いにかけつけ、
在宅勤務のスタッフも育休明けで大変なのに、津山から来てくれたり、
義務役割ではなく、本当に心を感じました。
ご両親をはじめ、周りの人が岡﨑ファミリーの幸せを祝福する、
なんか結婚式に似ているような、全員がとてもいい気持ちになる時間で、
改めて、『幸せ』がいっぱい詰まった『家づくり』という仕事に責任を
感じると共に、本当にいい仕事だと実感しました。
突然ですが、質問です!
みなさんは次のA・Bのどちらの生き方をしていますか?
A:幸せになりたい B:不幸になりたくない
どちらも方向性は同じなのですが、微妙に考え方や行動が違ってきます。
ちなみに『幸せ』の条件は何だと思いますか?
色んな考えがあると思いますが、僕は3つあると思っています。
① 健康 ② お金 ③ 人間関係
① ②は、Aの人もBの人も同じように追及するのですが、
③については考え方が変わってきます。
Aの人が考える『 人間関係 』は「 もっとよい人間関係がつくりたい 」
「 お互いに理解し合いたい 」
「 困った時には相談に乗って欲しいし、
相手が困っている時には助けてあげたい 」という関係で、
岡﨑くんのマイホーム完成祝いにかけつけた人達との人間関係だと思います。
このマイナス面は、お互いが踏み込んだ関係になるので、思い違いとか、
意見の相違で言い合いになる事もあります。
Bの人が考える『人間関係』は
「 余計な事を言ったり、したりして微妙な関係になりたくない 」
「 嫌われたくない 」「 怒られたくない 」など、出来るだけ関わらない関係です。
こちらのマイナス面は、疎遠な関係なので、
喜びあったり、助け合ったりはしません。
違う言い方をすると、
Aの人は
『 やった方が良い事は、失敗するかもしれないけどチャレンジする人 』
Bの人は
『 失敗をしないための最善の方法は
” 何もしない “!をモットーとしている人 』
そういえば、小川建美のルール(マニュアル)は
『 やらなければならない事とやってはいけない事 』だけをルールにしていて、
『 やった方がいい事 』は絶対にルール化、マニュアルにはしません。
これは言い換えれば、スタッフ全員にAのタイプの人になって欲しいからです。
「 挨拶は笑顔で相手を見て・・・ 」「 お辞儀の角度は・・・ 」
「 お客さんが誕生日の時はメッセージカードを書いて・・・ 」などと
細かく決めてしまうと、心がこもらないし、相手にも伝わらないのです。
この考え方は、子育ての時にも関わってくるような気がします。
「 ○○しなさい! 」「 △△はしちゃダメ!! 」
「 ○○したほうがいい!こうして、こうやって・・・ 」
「 勉強がすんだら、次は・・・ 」などなど、
やってはいけない事・やらなければならない事以上に言いすぎると、
何も考えない子供になって、Bタイプになるかも・・・
Aタイプに育てるなら、もちろん躾(しつけ)の部分は親の責任ですが、
子供の意志を引き出すためにも、グッとこらえて様子を見て、
「 次はどうするん? 」「 何が好きなの? 」何かをチャレンジしたら
「 すごいじゃないの! 」「 こんな事も出来るようになったんじゃな! 」
「 もう一回やったら出来るようになるんじゃない?ガンバレ、ガンバレ! 」と
褒めて、応援する事に徹底するのです!
最後に一流と二流の違いも同じです。
二流の人 『 指示された事も、ちゃんと出来ない人 』
普通の人 『 指示された事を、指示通りにやる人 』
一流の人 『 指示された事を、指示された以上にやる人 』
どうせやるなら一流を目指したいですね!
『 挨拶の仕方までマニュアルにしている会社は要注意です! 』
木造ホーム㈱小川建美 代表取締役 小川賢一
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