おがけんニュース

【 2016年7月号 】 高下は、どう思うん?

更新日:2016年07月10日  カテゴリー: おがけんニュース

おがけんニュースをご覧の皆さん、こんにちは! 小川賢一です。

いきなりですが、最近、僕のまわりで起きた4つの出来事を紹介します。


①僕の息子 コウタは今年の4月から高校生になり、野球をやっています。
なんと通学距離片道28km1時間半かけてママチャリで毎日通っています。
もちろん、雨の日も風の日も、土・日もなく、毎日です。
朝練がないとはいえ、毎朝6時半には出発し、帰りは夜10時半頃…
家族の中で誰よりも早く家を出て、誰よりも遅く帰ってくる毎日です。
僕が「そろそろ嫌になってきた?」と聞くと、
コウタは「通学はもう慣れたけど、生まれ変わったら絶対に野球はせん!」
と言っていました。という事は、今は辞める気はないのでしょう♪

なぜ、こんな過酷な日々を続けられるかというと、
自分自身で「野球をやる!」と決めているからです。

そもそもコウタが小さい時、僕は「スポーツをするなら、サッカーかな…」と、
休みの日にはいつもサッカーボールを持って遊びに連れ出していたのに、
小学生になったばかりのある日、突然野球がしたい!と言い出したのです。

きっかけは、何気なく見始めた野球アニメ『メジャー』。
僕が知らないところで、コウタは自分で決めていたのです。
だから、生まれ変わるまでは野球を続けるのでしょう!


② 倉敷芸術科学大学の先生から『働きがいのある会社』というテーマで、
実際に働いている若手スタッフの話(5分間ほどのプレゼン)を聞きたい
という依頼があり、若手スタッフに募ったところ、
4年目の岩津くんと2年目の高下さんが手を上げてくれました。

日程は会社が休みである水曜日でしたが、二人ともためらう事なく、
僕からの圧力でもなく、自分の意志でやる!と決めてくれたのです。

しっかりと準備・練習をした二人は、約30名の学生さんの前で堂々と話しきりました。
担当の先生が「今までたくさんの企業の若手社員さんを見てきましたが、
こんなにイキイキと輝いている人は見た事がありません!お二人は素晴らしい!」
と誉めてくれたので、僕も少し誇らしい気持ちになりました。


③ 先日、17年前に初めて契約してくれたお客さん(当時僕は営業マンでした)
の所に遊びに行き、昔の話で盛り上がりました。
当時、体力に自信があったご主人さんでしたが、ある年の健康診断に引っかかって、
「この数値は異常だ!いつ倒れてもおかしくない!!」と呼び出しがかかったそうです。
特に自覚症状がなかったご主人さんは「わしは健康じゃ!ピンピンしとんのに、
そんなはずはねぇわぁ!何かの間違いに決まっとる!!」
という気持ちで病院に向かったのですが、再検査をし、
お医者さんに検査データを説明され、「今日から、即入院してください!」
と言われた日の夜から、急に体調が悪くなったそうです。
昨日までバリバリ働いていた人が!…ですよ。


④   最後は、社員教育の話です。
先ほども登場した高下さんは、昨年の4月に入社し、半年間の新入社員研修を終え、
現在は営業部に所属して上長の指導のもと一所懸命に仕事と向き合っています。
指導係は入社12年目の青井くん、今回初めて部下育成の責任者を任されました。
単に知識を教えるとか、仕事のやり方を教えるだけならもっと若い社員にもできますが、
「育成」となると、しっかりとした仕事観や人生観を持つ、
人間力が高い人でないと任せられません。

ましてや、人生で一度しかない家づくりを任せてもらう仕事に、
「新人だから」という理由での失敗は許されません。
そういう意味で、青井くんは指導係として適任なのです。


そんな青井くんと高下さんは、しょっちゅう話をしています。
高下さんにしてみれば、わからないことだらけなので、
「これはどうしたらいいんですか?」「次は何をしたらいいんですか?」
と質問だらけです。
そんな高下さんに対して、青井くんはほぼ全ての質問に「高下は、どう思うん?」と、
同じ言葉で切り返すのです。

まさに、必殺質問返し!これはどういうことかというと、
決してすぐに答えを言わず、必ず考えさせ、自分の意志で行動を決めさせる。
つまり『やらされではなくやる!』を促しているのです。
そんな二人のやりとりを横で聞いているととても面白く、
連発される「高下は、どう思うん?」が、最近の僕のマイブームです(笑)



この4つの出来事に共通しているのは、苦難を乗り越えるのも、
働かなくてもよい休日出勤も、いつ倒れてもおかしくない病気も、
失敗が許されない重要な仕事も、自分が決めるだけでどうにでもなるし、
乗り越えられるのです。

部活も勉強も仕事も同じ!社員教育も子育ても同じ!
整理整頓ができないのも、挨拶ができないのも、
自分で「やらない」と決めているだけで、「やる」と決めたら絶対にできるのです。

もっと言うと、言われてやるより、自分の意志でやる方が輝けるし、
成長できるのです!「○○しなさい!△△せんといけんがぁ?」は要注意、
そんな時は「○○は、どう思うん?」を、ぜひ使ってみてください。




『子どもに見せるアニメ・・・・・・重要です!!

                     木造ホーム㈱小川建美 小川 賢一     

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【 2016年9月号 】 ケチですけど…

更新日:2016年06月21日  カテゴリー: おがけんニュース

おがけんニュースをご覧の皆さん、こんにちは! 小川賢一です。

 

 

7月の終わり、来年4月入社予定の学生さん3名に内定を出しました!

 

普段は2年に1回の採用活動で2名の入社、

つまり、毎年平均1人ずつ増える採用計画なのですが、

今年は育児休暇に入るスタッフが2名いるので、

職場環境(労働時間)の事を考え、

清水の舞台から飛び降りるつもりで・勇気を振り絞って・

細心の注意を払い・決死の覚悟で・・・いつもより一人多く内定を出したのです。

 

売り手市場(学生さんの数 < 企業の採用人数)の中、

今回も多くの学生さんが選考に進んでくれました。

 

しかも「小川建美が第一志望!」という学生さんがほとんど!

とても優秀な3名(男性2人・女性1人)が

2017年春から『おがけんスタッフ』になる予定です。

 

 

 

今回の採用活動が例年と違ったのは、

小川建美の選考時期が他社よりも遅かったこと。

 

そのため、他社の内定をもらった状態で

小川建美の選考に臨んでいた学生さんが多かったんです。

 

中には他社の内定受諾期限を断って、

小川建美の選考に来てくれた学生さんもいて、

嬉しい半面 申し訳ない気持ちもあり、

今回も本当にありがたい採用活動になりました。

 

ちなみに内定者の3名は、

それぞれ複数の企業さんから内定をもらっていたのですが、

全て断り、小川建美に入社する決意を示してくれました!

 

内定を断った企業さんはどこも名の知れた大手企業。

当然、小川建美よりも福利厚生は断然よく、

給料も高いはずなのにお金ではない、何かで小川建美を選んでくれたのです。

 

 

 

 

 

その『お金』よりも大切なものって・・・?

 

 

 

ある日の昼休み。。。

 

 僕「Aさんは貯金とか、ちゃんとしょん?」

 

 

 若手女性スタッフAさん

「してますよ~ 私、無駄遣いしてるように見られるんですけど、

 そんなに服とか雑貨とか買ってないんですよ~」

 

 僕「もっとお金が欲しいとは思わんのん?」

 

 若手女性スタッフAさん

「普通で良いんです!

 っていうか、うちの会社の女性の給料は、友達よりも良いと思いますよ・・・」

 

 若手男性スタッフAくん

「いや、いや、僕はもっとガッポリ欲しいです!結婚もするし!!!」

 

 中堅男性スタッフBくん

「僕も、昔はそう思っとったけど、最近はそこまで思わんなぁ・・・」

 

 

働く理由として『お金を稼ぐため』という事はよくあるし、悪い事でもありません。

 

特に若い人にとっては「お金を稼ぎたい」という欲求が

一番シンプルで分かりやすいと思います。

 

でも、うちのスタッフは『お金』を第一優先で考えてはいないんです。

 

 

なぜそんなことが言い切れるのかと言うと、

高額な引き抜き(ヘッドハンティング)を受けても誰一人辞めていないからです!

(ちなみに男性スタッフは、ほぼ全員引き抜きオファーを受けた事があります)

これまた、本当に嬉しい話です!

 

 

小川建美では成果給(インセンティブ)ではなく、

年功序列の給料体系にしています。

 

これは経営者である僕がお金を独り占めしたいからではなく、

安心して一生小川建美で働いて欲しいからです。

 

 

ちなみに僕はケチです!(笑) 会社の中でも一番のケチだと自負しています。

 

先日、9年使っていたガラケーを卒業し、やっとスマホデビューをしましたが、

これも、ガラケーからの機種変更特典を使うと無料でiPhoneがもらえたし、

携帯でインターネットを使わない僕は、

スマホにしてもそんなに料金が変わらなかったからです!

つまり、『少しでも安く!』というドケチ根性です。

 

 

でも、一つだけ言えるのは、僕はケチだけど、お金追っていません。

 

ケチというのは、『もったいない事』が大嫌いなだけで、

お金がたくさん欲しいわけではないんです。

 

なぜなら、僕は社長の息子として生まれ育ったので、お金に苦労した事はなく、

逆に「社長の息子だから贅沢しているんだろ!」と言われるのが嫌で、

その結果 贅沢を嫌い、同じ物を大切に使うようになったのだと思います。

 

 

でも、世の中には『お金』を追っている会社はたくさんあります・・・

 

 

先日も岡山一の施工棟数を誇る地元のローコスト住宅会社が身売りをしました!

つまり、経営者が儲かっている会社の株を売って、大金を手に入れたのです!

結局お金のために創業したのでしょうか・・・?

そんなところでは家を建てたくないなぁ・・・と僕は思います。

そういう会社の経営者は、最終的に何でもお金で判断してしまうのではないでしょうか。

 

 

見分け方は、その経営者の身なり(時計・車・服)や

豪邸に住んでいるか?で判断できると思います。

ぜひ住宅会社選びの参考にして下さいね。

 


『 でも、利益は大事です。なぜなら会社を永続させなければならないから!』

 

                     木造ホーム㈱小川建美 小川 賢一     

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【 2016年6月号 】 伝統の、木造住宅!!

更新日:2016年06月10日  カテゴリー: おがけんニュース

おがけんニュースをご覧の皆さん、こんにちは! 小川賢一です。

創業56年になる小川建美は、パネル工法でも鉄骨でもコンクリート住宅でもなく、
木造住宅の会社(バブル崩壊で経営が厳しい時は木造住宅以外にも取り組みましたが、
現在は木造住宅一本に絞っています)。
もちろん新しい工法にもそれぞれ良さがありますが、
つい数十年前まで日本で建てられていたのは木造住宅だけ…
つまり、それだけ伝統があるのです。


地鎮祭上棟祭などはその伝統の1つですが、
ここでは『上棟祭(棟を上げる行事)』について少し説明します。

『上棟祭』は、基礎工事が完了したあと、
たった1日で家の「骨格」を組み立てる日に行う行事のこと。

『棟(ムネ)』とは三角屋根の一番てっぺんの部分で、
そこに使っている木材の事を『棟木(ムナギ)』と呼び、
「棟木が取り付けられた時=家の骨組みの完成」となります。
その完成を神様に報告する行事なんですね。
なぜ神様に報告するかというと、
「木材は自然の恵みだから」という意味があるそうです。
平均的な大きさ(35坪くらい)のお家でも、
樹齢50年以上の木から取れる柱を100本くらいは使っているし、
断面積が大きい梁などは更に大きい木からしか取れません。
つまり、樹齢100年以上の木も大量に使われているのです!

ちなみに、多くの住宅会社で一般的に使われている柱は10.5cm角なのですが、
小川建美では12cm角を標準にしていたり、
梁も一般的なものより大きいものを使っているので、よりたくさんの木材が必要です。
しかも、海外からの輸入木材を使う会社が多い中、
小川建美の構造材は国産(岡山県産)。
『日本の自然の恵みを使って、日本に家を建てる』からこそ、
より『上棟祭』には意味があると感じます。


その『上棟祭』はとても縁起を担ぐ行事なので、
「棟木を取り付ける時は満ち潮の時がいい」という説もあります。
それだけたくさんの自然の恵み(幸)を使うので、
引き潮の時に棟を上げると『幸』が逃げる、という考え方だそうです。
でも、建築地が内陸部だとどこの沿岸の満潮に合わせればいいのかが曖昧だし、
工事の都合でその時間に棟を上げる事が現実的でない場合もあるので、
昔は棟木とそれを支える柱(棟束)の間に半紙を挟んで、後日、
満ち潮の時間に合わせてその半紙を引き抜いたりもしていました。
それだけ、大切にされてきた行事なのです。


そして、クレーンなどの機械がなかった時代、
家をつくるのは今以上に大変な仕事でした。
近所の人が協力し、みんなで力を合わせて骨組みを組み立てていたのです
(骨組みさえできれば、後は大工さん1人でも作業できます)。
そして、その近所の人はみんなボランティア!
お互いさまの精神で協力してくれたので、そこの家主(施主)さんは、
手伝ってくれた近所の人たちをお茶やお酒、夕食のお膳でもてなしました。
その名残は、大工さんへのお茶出しや、お昼のお膳、
ご祝儀などとして今も受け継がれています。


そして、投げ これだけの自然の恵み(幸)を使い、
近所の方々からの協力を得て行う『棟上げ』ですから、
そこの家主(施主)は幸せいっぱいです。
その幸せを独り占めするのではなく、『幸』をお餅やお菓子に変えてお返しする、
というのが餅投げの由来のひとつ。

つまり、『幸福のおすそ分け』ですね。そんな素敵な習わしですが、
ちょっと現実的に考えてみると…核家族が多いこの時代、
お餅をついてくれる人なんてなかなか周りにいません。

かと言って、お餅やお菓子をどこで買ったらいいのか、
どれだけ必要なのかを調べるだけでも大変で、その上費用もかかってしまう!
…そんなこんなで、餅投げをする人は時代の流れと共に激減していったのです。


それは何だかもったいない気がして、小川建美では
「会社の負担でお餅やお菓子を用意し、現地に搬入。
お施主さんは、ただお餅やお菓子をまくだけ!」というサービスを
8年前から始めました。

「せっかくの貴重な体験だし…」と考えてくれるお客さんが少しずつ増え、
今ではほとんどのお施主さんに餅投げを楽しんでもらっています
(それまでは、年に1回あるかないか…でした)。

僕が思うに、この伝統行事の一番の良さは
全ての人が幸せな気持ちになるイベントだということ。

まず、お施主さんは一生に一度だけの「餅を投げる」体験が出来ます。
もちろん拾うのも楽しいですが、「投げる楽しさ」は特別です!

また、近所の人が集まって、お餅やお菓子を拾う姿には笑顔に溢れています。
お餅を投げ終わった時、自然と拍手が沸き起こる雰囲気は何度体験しても最高ですね。

そして実は、施工する僕らにとっても嬉しいことがあるんですよ。
その後本格的に工事が進む中、ご近所の皆さまにご迷惑をかけることもあるのですが、
お餅投げをさせてもらった現場では、
より好意的に工事を受け入れてもらえることが多いのです。

つまり、お施主さん、ご近所さん、僕たち業者、三方良し
素晴らしいイベントなのです。


人と人を『幸せ』でつないでくれるこの行事を通して、
多くの子ども達に日本の伝統と心を感じてもらえれたら更に嬉しいなぁと思います。
ほぼ毎月開催しているので、ぜひ一度足を運んでみてくださいね。
詳しい日程などは、おがけんHPで…!



『餅投げの伝統は、これからも守っていきたいです!!

                     木造ホーム㈱小川建美 小川 賢一     

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【 2016年5月号 】 「古いもの」と「新しいもの」

更新日:2016年05月09日  カテゴリー: おがけんニュース

おがけんニュースをご覧の皆さん、こんにちは! 小川賢一です。


みなさんは『古いもの』と『新しいもの』、どっちが好きですか?
普通は『新しいもの』と答える人が多いと思います。

特に高度成長期など、そもそも『もの』がなかった時代は、
みんなが『新しいもの』を求めていて、
企業もそれに応えるように『新しいもの』を大量生産していました。

ところが、今は『もの』に溢れていて、
『古いもの』にも価値を見い出すようになったと思います。
例として『古いもの』を挙げると・・・


①中古品(古本・古着・中古車・中古住宅など):
生産技術が上がり耐久性が高いものが増えたので、
中古品でもまだまだ使えるものが流通するようになってきました。
この場合の「古いもの」の購入動機は、
「商品性能に比べ商品価格が割安に感じるから」です。
簡単に言うと「ちょっと○○(汚れている・型が古い・・・など)
じゃけど、これでこの値段じゃったら安いわぁ!」という感じです。

②骨董品:古いからこそ『新しいもの』にはない希少価値があるという考え方

本物志向などの普遍的な価値:例えば『新しいもの』には、
高度な技術を使い、本物に似せた商品があります。
造花・イミテーション商品・素材(石・木材・皮に似せたもの)などが多く出回り、
とても精巧にできているし、耐久性も高いものが多いんです。
でも、「古くなっていく変化が味」とか「本物が古びていく様がいい」
という価値観があるのも確か。


最近の住宅業界では上の例に当てはめると、
①中古住宅の流通、②古民家再生、③無垢板・塗り壁の採用が多くなってきました。

好みはそれぞれですが、特に③に関しては、新築住宅でも、
色あせせず、耐久性も高く、傷もつきにくい新建材といわれている
木材の柄をプリントしたフローリングよりも、
色あせがしても、耐久性が悪くても、傷がついても、
多少高くても無垢の木材を使用した床材を使う人が増えてきたように感じます。


それでは『古い会社』と『新しい会社』ではどうでしょうか?
『もの』の場合と同じで、これもどちらが良いというわけではありません。
でも、世の中の傾向としては、『新しい会社』の方が創造力があり、
革新的で、スマートで勢いがある!逆に『古い会社』は
過去に執着しすぎて斬新さがなく、まったりして、
元気がなく淘汰されていくイメージです。

最近は老舗の会社をピックアップされるケースもありますが、
そういう会社は100年以上続いている会社か、
定番商品のある会社か、のどちらかです。
なので、中途半端に古い会社が一番難しいのだと思います。


実は小川建美も今年で創業55年の『中途半端に古い会社』です。
でも、長くやっているからこそ生み出される価値は結構多くあるんですよ。
例えば55年も続けていると、新築のOBさんだけでも1600を超えます。
そして、ほとんどのお客さんは一生そのお家で生活していくので、
「食洗機の調子が悪い」「ドアの建付けが悪い」などの不具合が起こることも。

それがアフターメンテナンスやリフォームの依頼だったりするのですが、
多い時にはアフターメンテナンスの問い合わせが
1年で400件を超える事もあるのです。

その中で10年くらい経ったお家での不具合については、
有料になる事を了解してもらえるのですが、
5年未満で不具合が起きる場合が一番モヤモヤします。

お客さんは「まだ5年も経ってないのに、なぜうちだけが・・・モヤモヤ・・・」

僕らは  「メーカーの保証期間が1年なのだから、壊れたら有償だけど、
      お金をもらうのは・・・モヤモヤ・・・」


どちらも悪いわけではありません。理屈は分かっているのですが、
感情が収まらないのです。
確かにお客さんの立場に立った時、もし使っているIHクッキングヒーターが
3年くらいで故障し、修理代に3万円かかると言われたら・・・
やっぱり納得できません!腹が立ちます!

これはOBさんの数が少ない『新しい会社』では、
なかなか経験できない事案なのです。


そこで、僕らが考えた結論は、メーカー保証が1年であろうが、2年であろうが、
家に付いている全ての設備品についての保証は5年間無料!にしました。
つまりは、メーカーから請求される費用は小川建美で負担するという事です!

そもそも年間400件を超えるアフターメンテナンスの仕組も、
経験していかないとスムースな対応はできません。
まだまだ改善の余地はありますが、古い会社だからこそ、
お客さんにとって安心できる仕組みがあるのです。



『アフターメンテナンスを受ける件数で、会社の力量が分かります。。

                     木造ホーム㈱小川建美 小川 賢一     

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【 2016年4月号 】 3mの平均台、渡れますか?

更新日:2016年04月09日  カテゴリー: おがけんニュース

おがけんニュースをご覧の皆さん、こんにちは! 小川賢一です。


先日、こんなやり取りがありました。

僕    「今度の日曜日、誰か会社の軽トラック使う?」

岩津くん 「あっ、僕が使おうと思っているんですけど、社長が使うならいいですよ。」

僕    「じゃ、岩津が使ったあと、夕方から借りるわ!」

岩津くん 「ありがとうございます!」


その後、外出先から仲西くんが電話をかけてきて、
どうも日曜日に軽トラを使いたいらしく、
岩津くんと電話でやり取りをしていました。

僕はその話を聞いて『仲西くんが現場で使うのなら、あきらめるか・・・』と思い、
岩津くんは直接電話で『仲西さんが使うのなら僕はいいですよ』と伝え、
その時『ちょっと考えるわ』と使うかどうか決めなかった仲西くんは
『あとから言い出した僕が使うのは・・・』と遠慮して軽トラを使いませんでした。

つまり、会社の軽トラックは日曜日の朝から晩まで、
ず~っと1mmも動くことなく駐車場に置いたままだったのです!

この話を、それぞれが相手を思いやった結果だと言えば美しいのですが、
会社の資産である軽トラが活用できなかったのは、とても残念な結果でした!


なぜ、こんな結果になったかと言うと、
『自分が軽トラを使うと言って、勝手だと思われるのが嫌だから』です。
つまり一歩踏み出して、嫌われる事・失敗する事が怖いから。

これは僕が2年前に考えた『3mの平均台の理論』と同じです。


3mの平均台の理論:地上に設置してある長さ3mの平均台を渡るのは
多くの人にとって簡単な事ですが、いざ、
同じ平均台が高さ100mのビルとビルの間に設置
(無風で、かつ、揺れない条件)されたなら、
ほとんどの人が「無理!」と答えるはずです。

理由は「もし、落ちたら・・・」と失敗した事をイメージするからです。
つまり、失敗を恐れたら普段の実力は発揮できないという理論です。

そして、「失敗したくない」という欲求は人間にとって
とても強いものなので、足が踏み出せないのです。


人間は感情で動く生き物なので、欲求によって行動します。
欲求の中で比較的大きいのが苦痛から逃れたい欲求快楽を求める欲求です。

前者は「失敗するのはイヤだ、嫌な事はしたくない」などの欲求で、
後者は「食欲・睡眠欲・金欲」などです。

欲求に従いすぎると、平均台の例のように本来の実力を発揮できず、
上手くいかないことが多くなります。

では、この欲求に打ち勝つには何が必要なのでしょうか。
僕は、仕事などの役割から発生する責任感
もしくは意欲を持つしかないと思います。

意欲とは自分の意見・意志から発生する欲求、つまりです。
「もっと成長したい!誰かのためになりたい!社会に貢献したい!」などです。

そもそも、仕事をする理由の多くは
①『快楽』のため、つまり食欲・物欲を満たすべく、金欲のために働いています。
そして、②『責任感』、最後に、③『志』の順です。

仕事と金銭は切り離せませんし、どれが良い・悪いではありません。
でも、どうせ働くのなら③が少しはあって欲しいと思います。
特に住宅営業マンは成果給(インセンティブ)の場合が多く、
お金と仕事が結びつきやすいため、
①~③が気持ちの中で占める割合が分かりやすいんですよ。
優秀な営業マンだと1500万円の年収もありえます。

高い給料をもらうのは構わないのですが、
プライベートでキンキラの腕時計をしていたり、
高級外車に乗っていたりすると、お客さんにいくら良い事を言っていても
「説得力に欠けるよなぁ・・・」と思ってしまいます(僕だけでしょうか?)。
ちなみに小川建美では成果給はありません。

最後に、ニュースで聞いた話(僕は感動しました)を紹介します。
みなさんはどう思いますか?

ウルグアイのムヒカ大統領の演説内容です
(ちなみにムヒカ大統領は、資産は約19万円、
毎月の給料はウルグアイの平均月収10万円を残して寄付に回す
「世界で最も貧しい大統領」と言われています)

・貧乏な人とは、少ししかものを持っていない人ではなく、
無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ。

・発展は幸福を阻害するものではいけないのです。
発展は人類に幸福をもたらすものでなくてはなりません。
愛情や人間関係、 子どもを育てること、友達を持つこと、
そして必要最低限のものを持つこと。これらをもたらすべきなのです。



『営業マンの給料体系で、『志』の高さが分かるかも・・・?

                     木造ホーム㈱小川建美 小川 賢一     

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