おがけん現場レポート③
こんにちは!
設計担当の小川です^^
今日はおがけんレポート第3弾!
(第1弾・第2弾はコチラ
待ちに待った上棟編です。
土台から屋根(棟)まで、
お家の主要構造を大工さんたちが
一日がかりで一気に建て上げるのがこの上棟。
早速流れを見ていきましょう。
まずは作業を始める前の、朝のお清めから。
無事に工事が終えられることを願って、
お家の四隅に米、塩、酒をまいていきます。
続いて柱立て。
記念すべき1本目の柱は
お客さんに建てていただきます!
自分たちの手で柱を立てたという経験が
これから完成していくお家への
愛着につながれば嬉しいです。
工事がスタートすると、まずは柱がどんどん立っていきます。
プレカット(あらかじめ工場で木材をカットすること)
された柱を、土台の差し込み口に従って
パズルのようにはめていきます。
木材には文字と数字(「い1」など)が
振られていて、それを図面通りに
確実に組み立てていくんですよ~!
柱が全て立つと、お次は梁。
大工さんたちが上に乗って、声をかけ合いながら
梁を柱にはめこんでいきます。
熟練の大工さんだからこそなせる業ですね!
2階の床板が貼れたら、1階同様、柱を立てて梁を
組み上げていきます。
ちなみに木材は地上からレッカーで吊り上げるんですよ!
過去のブログでもご紹介しましたが、
(過去のブログ→津嶋さんの一日)
現場監督がクレーンに荷物をひっかける「玉掛け作業」の
責任者となり、木材を上に運ぶ指示を出します。
ここの監督と大工さんの連携プレーは必見です!
2階部分の梁まではお家の大きさにもよりますが、
午前中のうちにほぼ組み上がってしまうので、驚きです!
最後に残るのが屋根なのですが、
実は屋根の作業に1番時間がかかります。
骨組みを作ってから、現場で屋根板をカットし、
調整しながら、屋根板を貼っていきます。
朝早くから行われる作業も
大工さんたちの手際の良い仕事ぶりにより
夕方頃には終了。その後の上棟式に備えます。
できあがったばかりのお家の中で行う「上棟式」とは、
無事に棟上げが終えられたことを喜び、
感謝するための儀式。お祓いをし、お清めをして
最後にお神酒を全員でいただきます。
そして、忘れてはいけないお餅投げ!
元々は災いを払うための儀式が始まりの餅投げ文化。
それが現代に受け継がれ、
今では上棟が無事に終わったお祝いだったり、
地域の人々への感謝と福の分かち合いだったりの
意味が込められるようになったそう。
餅投げは、今後のご近所づきあいの第1歩となったり、
幸せのおすそわけができる素敵な行事。
一生に一度の家づくりだったらお餅投げをできるのも一度きりです!
小川建美では、ご希望のお客さんにはお餅とお菓子を
ご用意させていただいているので、ぜひご家族の思い出に
経験していただけると幸いです。
さて、大工さんたちの大活躍により上棟が終わると、
今度はその大工さんの手によって中の工事が進んでいきます。
職人さんの技、気になりますね…!
次回のおがけんレポートも楽しみにしていただけると
嬉しいです!
屋根板はプレカットではなく、現場でカットしていくことに驚きました😳
上棟では特に大工さんたちの技が光るポイントがたくさんありますね!!
大工さん達が一日で家の骨組みを作るのを見るのは圧巻ですね!!
高所での作業も連携を取りながらテキパキとされているのを見ると改めて大工さん凄いなと感じます✨
現場について気になることは、どんどんご質問ください!!
上棟はとても心に残る日になりますので、よかったらご参加ください!