『 自分が生きてきて、一番誇れることは何ですか? 』 おがけんニュース2020.1号より
おがけんニュースをご覧の皆さん、明けましておめでとうございます!
小川賢一です。今年で55回目の新年を迎えました。
誕生日が12月なので、まだ54歳になったばかりなのですが、1年ってあっという間ですね!
同じ時間のはずなのに、夏休みが無限のように長く感じていた小学生の頃と何が違うのか?
真剣に考えた事がなかったので、少し突っ込んでいこうと思います。
結論から言ってしまうと、1年間で『 経験・体験したこと 』『 成し遂げたこと 』が 多ければ、体感時間は短くなるのだと思います。
逆に、『 何もしない時間 』『 ボーッとしていること 』が多いと、1年も長いと感じるのだと思います。
例えば『 待ち時間 』 。
ファストフード店で注文して待っている3分間はとても長いのですが、食べている3分間はあっという間ですよね。
『 移動時間 』も同じで、車で移動する時、わざわざ細い道を通ったりしてでも1~2分の短縮にこだわるくせに、目的地に到着したあとは、その数分を無駄に使っていたりもします。
長い人生、あまり記憶に残ることは少ないけど、ゆったりと時間が過ぎた方がいいのか?日々があっという間に過ぎていくけど、いろんな思い出があった方がいいのか? 皆さんはどちらですか?
僕は「 泣いて生まれてきた人生、最後は笑っていたい! 」ので、後者を選びます。
かっこよく言うと『 わが人生に悔いなし!』というやつでしょうか。
年始だというのにカタい話になってしまいましたが、一年の始まりは『 きっかけ 』 を掴みやすい時です。
学生だと『 新学期 』 、会社だと『 新しい期 』 、『 新年 』も同じで、過去のマイナスを清算して、心機一転新たなスタートが切れる瞬間でもあります。
そこで質問です!『 自分が生きてきて、一番誇れることは?』皆さんはどう答えますか?
小川建美が2年に1度の新卒採用をする時、この『 誇れること 』を文章・絵・動画・・・どんな表現でもよいので履歴書と一緒に提出してもらいます。
この課題を始めて今年で6回目。
延べ401名の学生さんが提出してくれましたが、ある見方をすると2通りに分かれます。
それは『 自分がやってきたこと 』を書いている人と、『 周りの人のこと 』を書いている人の2通りです。
後者は、家族や友人に恵まれていて、そのことに感謝し、その人達のおかげで今の自分があるという書き方です。
とてもいい話だし、謙虚で感謝できる人なのですが、それって極論、『 自分が生きていなくても誇れること 』では?と
思ってしまいます。
課題が『 自分が生きてきて誇れること 』であるならば、自分が成し遂げたことを書いた方が、周りの人も喜ぶと思うのです。
では、『 周りの人のこと 』を書いた人は、何もしていないかというと、もちろんそうではありません。
1つや2つくらい、いやもっと、頑張ったことや、乗り越えたことは あるはずです。
でも、それが書けないのは 『 自信がない 』か『 私なんか… 』と他人と比較して卑下しているかのどちらかだと思います。
自分の人生を振り返るときに、『 自信 』も『 他人 』も関係ないはずなのに … とても もったいない!
自分の人生を誇れるようにするために、新年の決意が大切だと思うのです。
1年1年の積み重ねが人生になるわけですから、今年1年、どんな年にしたいのか?
1年が終わった時にどうなっていたいのか?
「 今年は○○をする!」そう宣言したところで、実現できないことはたくさんあります。
でも、言ったからには、少しはその方向に進むはずです。
言わなかったら、決意しなかったら、何もしないので、その差は天と地、プラスとマイナスのように真逆です。
よく、「 夢は必ず実現する!だから夢を持ち続けなさい。 」と、成功した人が言ってますよね。
僕は「そりゃ、成功した人だから言えることよなぁ … みんながみんな成功するはずがない!」と思ってましたが、最近は、「 医者になりたいと思っていない人が医者になることは絶対にないし、甲子園に行きたいと思っていない人が、偶然甲子園に出場することもない!」と考えるようになり、だからこそ、夢や目標・決意を持つって大切だよなぁと思えるようになりました。
そうは言っても大きな目標がない人もたくさんいます。
うちの会社では、新年に『 今年1年、日々やること 』を書いてもらい、デスクの前に置いてもらっています。
「 元気な挨拶をする!」「 感謝する!」「 毎日5分運動する!」何でもいいので、思うこと・決意することが大切です!
日々の積み重ねが一年になり、一年の積み重ねが人生になる! そう信じて。
『 決意したことは、日々見えるように貼り出すことがポイントです! 』
木造ホーム㈱小川建美 代表取締役 小川賢一
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