『 非常識にこそ、ヒントがある! 』おがけんニュース2018.10号より
おがけんニュースをご覧の皆さん、こんにちは! 小川賢一です。
先日、晩御飯にお寿司を食べに行きました。もちろん、回るところです( 笑 )
その時にびっくりしたのですが、回転寿司屋さん、すごく流行ってるんですね。
僕らが行ったのは、平日の夜6時過ぎ。
到着する前のイメージは、
「 お客さんが少ない中で、ゆっくりと家族で食事ができる・・・」でしたが、
いざ行ってみると、駐車場はほぼ満車、
まだ6時過ぎなのに、店内はお客さんでいっぱいで、
とても繁盛しているのです!
おそらく6時半くらいに行くと、
平日でも順番待ちになるのではないでしょうか?
そこで、理屈が好きな僕は、食べながら考えました。
回転寿司が流行る理由ベスト5!
① 価格が明確!100円寿司なら、
皿の枚数で合計金額がすぐに分かる。
② 回らない寿司より、圧倒的に安い!!
③ オーダーに気を遣わなくてよい
( 欲しい時に欲しいものが画面で注文できる )
④ 昔は誰も取らない同じ皿がひたすら回っていたけど、
今はほぼ注文を受けてから作るので、鮮度に問題を感じない。
⑤ 寿司が苦手な人でも満足できる、メニューの充実感!
( たとえばラーメン、カレーなど )
更に!僕らが行った店では、まず入り口にロボットがいて、
そこで受付をし、ロボットに指定された座席に座るのです。
つまり、フロアにほとんどスタッフがいません。
お客さんが自分で席を探して座り、お茶を入れ、
オーダーも自分でするし、会計以外は全部セルフなのです。
だから、低コストが実現できるという面もありますが、
安いから我慢して自分でやるのではなく、
受付にしろ、オーダーにしろ、
全部何から何まで楽しめる所に人気の秘訣があるような気がしました。
なんと、会計も自動でできるお店もあるそうです!
食べ終わったお皿を座席にある投入口に入れ、
5枚ごとにスロットゲームができ、
同時に会計処理まで出来てしまう!
コンベアによる配膳が楽しめるだけでなく、
食器の片付けまでもが楽しめるという、
考え尽くされた圧巻の仕組みです!!!
おまけに、ほぼセルフなので、
スタッフによる間違いやサービスの不備も軽減でき、
買い手・売り手 双方にとって良い事づくしなんです!
なぜ、これだけ進化できたのでしょうか?
普通の飲食店なら、売上を上げるために『 もっとおいしく! 』か、
『 もっと安く! 』か、『 安くておいしい 』の両方を追求するのが常識的な考え方です。
ただ、この常識をみんなが追い求めていると、
いつまでたっても差別化が出来ません。
だからこそ、競合他社がやらないであろう、
非常識な事を考えたのだと思います。
ベルトコンベアによる配膳も非常識だったでしょうし、
商品ごとに価格が違って当たり前なのに、
お客さんから見てわかりやすい価格設定をするために、
利益がある商品と、赤字の商品を設定するなんて、常識では考えられません。
でもそれをやりきったからこそ、差別化され、
お客さんから支持されていったのだと思います。
実は小川建美でも、非常識な取り組み、結構やっているんですよ。
一つはメニュー表!
小川建美の家づくりには、「標準仕様」というものは無く、
お客さんは自由に素材を選ぶことが出来ます。
でも、時価と書かれている寿司屋でトロを選ぶのには勇気が必要・・・
それと同じように、家づくりでも値段が分からないと不安で選べない!
そこで、安心して家づくりを楽しんでもらうための一つの要素として、
メニュー表をつくりました。
他にも、住宅業界では当たり前の「 値引き 」をしなかったり、
スタッフはスーツではなく全員私服で働いていたり・・・
非常識なことをたくさんしているなぁ・・・と思います。
詳しいメニュー表の内容や、
その他の非常識な取り組みについて、詳しくはスタッフに聞いてみて下さいね!
『 昔は流行ったニュースレター、
小川建美では15年続けていますが、今や世の中の非常識になっているかも・・・ 』
木造ホーム(株)小川建美 代表取締役 小川賢一
この記事へのコメントお待ちしております。