『 どんな洗濯機にしましたか? 』 おがけんニュース2020.2号より
おがけんニュースをご覧の皆さん、こんにちは! 小川賢一です。
我が家でよくある会話です。
僕 「 なんでいつも車の暖房がMAXの30℃になっとん?AUTO(オート)で25℃にしても同じで! 」
相方 「 最終的には25℃でも、まず30℃にする方が、早ぅあったまるが!えんよ。私が運転する時は私の好きなようにさせて!!」
僕 「 ・・・ 」
これと同じ現象は、事務所のエアコンでも起きています。
世の中の多くの人が、寒かったら『 30℃の強風 』 、暑かったら『 18℃の強風 』とまずは設定するのではないでしょうか。
ただ実際は、何℃に設定しようと、スイッチを入れた直後に温かい空気は出てきません。
例えばエアコンを『 手動(オートではない)30℃の強風 』にすると、最初は風(温風ではありません)が強風で出てきます。
一方『 AUTO 25℃ 』に設定した場合、温風を出せる状態になってから風が出始め、そこから室内・車内の温度が25℃になるまで全力で稼働します。
AUTO(自動)25℃ ⇒ 風が出ていない ⇒ 止まっている ⇒ 温まるのが遅い ⇒ 手動で30℃に設定!・・・となるのでしょう。
でも結局、手動にしてもAUTO(自動)にしても温まるスピードは同じなのです。
違いは、適温になっても『 手動30℃強風 』の場合は、温風が出続けます。
『AUTO 25℃』なら、部屋の温度が25℃に近づいてきたら、設定温度を保つように、風の温度と風量を勝手に調整してくれるのです。だからAUTO・全自動・おまかせなんです!
何が言いたいかというと、僕の意見は『 少数意見 』なので、あまり聞く事もないし、聞いたとしても流されたり、無視されたりしがちです。
多くの人が『 多数意見 』を信用し、意見を変えずに流されているのです。民主主義である以上、多数決で物事が決まるのは仕方ない事ですが、いつも『 少数意見 』が無視されるのかと言うと、そうではありません。
昨年の大晦日の24時ごろ、ふと相方が「 除夜の鐘 聞こえるかな? 水島港の船の汽笛も鳴らし始める頃よ!」と言うので、僕は「 そりゃ、窓を開けたら聞こえるじゃろ!」と、窓を開けてみました。ところが「 シーン・・・・何も聞こえない・・・ 」どうやら近隣のクレームで、除夜の鐘も汽笛も鳴らさなくなったようです・・・。
ここから先は、僕の個人的意見です。
このクレームって、おそらく少数意見ではないでしょうか。
深夜といっても24時頃、ましてや冬なので窓を閉めていたらそんなに聞こえないし、年に一度くらい、我慢したらいいのに・・・。
しかも、鐘や汽笛の風習って、そのクレームを言う人達が住むよりも前からあったはずなので、嫌ならそこに住まなければいいのに・・・。
風情が無くなり、寂しい限りです・・・( あくまでも、僕の一方的な意見です ) 。
そこで感じたのが、『 肯定的な少数意見 』は無視されるけど、『 否定的な少数意見 』に世間は反応するという事です!
これはクチコミサイトでも同じで、100人中99人が満足していても、たった1人が不満足で、その少数意見をSNSで発信すると、多くの人が反応します。
目の前の情報量が多いだけに、ある意味、正しい判断がしにくい世の中なのかもしれませんね。
そこで、タイトルの質問です!
最近、おがけんOBさん( 特にデザインを重視される方 )が選ぶ洗濯機で圧倒的に多いのはパナソニックのCuble です!
ちなみに小川家もありとあらゆる洗濯機を見た結果、それにしようと思っています。
金額は、はっきり言って高いけど、このデザインに匹敵する他社製品は皆無。
だから、無競争で選ばれているのだと思います( これもあくまで個人的見解ですが )。
ただ、年間に売れる洗濯機の中でいうと、この思考のユーザーは少数だと思うので、多くのメーカーはそこまで力を入れていないのでしょうね。
つまり、メーカーの商品開発は『 肯定的な多数意見 』と『 否定的な多数意見 』の中で取り組んでいるので、どこも似たような商品になっていくのだと思いました。
僕は『 肯定的な少数意見 』の中にこそ、新たな価値を持っている商品が生まれると思うし、それを実践しているのが『 バルミューダ 』とか『 アイリスオーヤマ 』なのかなと思いました。
(現在、家づくりの打合せを終え、家具選び・家電選びに夢中な小川家からのレポートでした)
『 小川建美の家づくりは、肯定的な少数意見を大切にします !』
木造ホーム㈱小川建美 代表取締役 小川賢一
冷蔵庫はAQUAが気になってます。。。
あとは、電子レンジ、炊飯ジャー、ポットにホットプレート・・・
全部選ぶのは大変そうだけど、
楽しいですね。。。