『 おがけんニュースの歴史 』おがけんニュース2018.06号より
おがけんニュースをご覧の皆さん、こんにちは! 小川賢一です。
実はこの『おがけんニュース』を始めてから、
この6月号で丸15年経ちました!
15年間、毎月1回の発刊をコツコツ積み重ねて、180号になります。
180号と言うと、そこまで長く感じませんが、
15年と聞くと長いですよね~。
そもそもこのニュースレター、なぜ始まったかというと、
当時の営業手法の一つに『 レター営業 』というのがあったのです。
会社としてはダイレクトメールを送って、
お客さんに営業するのが目的なのですが、
会社からのレターよりは、具体的にイメージできる
「 ○○会社の△△という人 」からのレターの方が読んでもらえるので、
個々の営業マンが、日々の出来事を書いて、
自分オリジナルのレターを出していたのです。
( 今ではSNSが浸透し、
アナログのニュースレターを発行している会社は、あまりありません)
小川建美の営業マンも、それぞれが
『 けんいちくんニュース 』とか、
『 まさはるくんニュース 』などとタイトルをつけ、
紙の左側に個人的なニュース、家族の事、
休日の体験談、自分のモットーなどを書き、
右側には見学会の案内を載せ、お客さんに郵送していました。
でも、営業マンが個人で競っているのなら
それぞれの努力でいいのですが、
全員が協力して行えばいいことなら、とても非効率です。
そこで登場したのが、会社で出すニュースレター、
『おがけんニュース』でした。
ダイレクトメールとの違いは、
商品紹介以外に商品とは関係ないニュース(情報)が入っているかいないかです。
そしてタイトルは『 小川建美ニュース 』だとちょっと堅苦しいので、
安易に縮めて、平仮名で書いたのです。
でもこれが後に、会社のニックネームになり、
お客さんから「おがけんさんは・・・」と言ってもらうことも増え、
親近感を持ってもらえるようになりました!
当時は住宅業界に限らず、
家電・車・飲食・衣料など、
いろんな業界で、会社で出すニュースレターが流行って、
最初はみんな個人情報を出し合ってネタを用意していたのが、
だんだんとネタ切れし、
そんなニーズをキャッチしたベンチャー会社が
ニュースレター用のネタ( 料理のレシピ・占い・・・)を
有料で提供するようになっていきました。
僕らの『 おがけんニュース 』も
最初は個人情報の『 社員紹介 』から始まり、
それが尽きた時はネタに困りましたが、
料理レシピとか、占いなんか、雑誌でも見れるし、
そんな情報は、お客さんは欲しいと思っていない。
それをやったら他社と同じ!
仮に読んでもらったとしても、
小川建美の事を知ってはもらえないと思ったのでした。
そして『 おがけんニュース 』がスタートして、
9号目でネタが尽き、始まったコーナーがこの社長コラムだったのです。
この『 おがけんニュース 』の編集は
広告担当のスタッフがしてくれるのですが、
僕はそのスタッフの事を編集長(現在4代目)と呼んでいます。
ちなみに、このコラムの原稿の締め切りは、
見学会開催の最低2週間前と決まっていて、
毎回(今回で171回目)同じやり取りが行われています。
編集長 「 社長、今回のおがけんニュースの締め切りは○○日ですから、
よろしくお願いしますね♡ 」
僕 「 わかった!毎回遅れとるけぇ、今回は頑張るわぁ!」
≪ 数日後 ≫
編集長 「 社長・・・締め切りは昨日なんですけど・・・
ど・ん・な・状況・で・しょうか?・・・」
僕 「 ごめん、今日の午前中にはなんとかするけぇ~ごめん・ごめん。 」
(2回繰り返すというのは本当は反省していない)
編集長 「 印刷までのスケジュールがギリギリなんで。
ほんとギリギリなんで、お願いしますね!!!」
(2回繰り返すというのは本当に怒っている)
今までで20回くらいは、
締め切りよりも早く提出した事がありますが、
今回も含めていつも遅れてしまっています。
でも、本当に間に合わなかったのは
病気でどうしても書けなかった1回で、
あとは全てやりきっているのです。
つまり、心のどこかで、
ギリギリの印刷期限に間に合えばいいと思っているのでしょうね。
( 本当にゴメン、編集長! )
僕は120%理系の人間で、本当は文章が大嫌いでした。
だから、今でもこのコラムを書くのに1~2日かかっているのです。
書き始めたら早いのですが、
何を、何のために書くのかを決めるのに
相当時間がかかってしまうのです。
毎回、これだけ悩み抜いて書き上げる
嘘のないコラムですから、
きっと僕という人間の『 いい面 』『 悪い面 』を含めた、
人となりを知ってもらえると思って書いています。
やっぱり社長の性格が会社の社風になり、
特徴に繋がっていくので、
お客さんにとっては、
このコラムが住宅選びの判断材料になるのではないでしょうか?
『 お客さんから言ってもらう ” いつも楽しみにしています! ” のヒトコトが、
僕の支えになっています!! 』
木造ホーム(株)小川建美 代表取締役 小川賢一
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